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SDGsについて考える 「目標11 住み続けられるまちづくりを」

2020年10月30日

[持続可能な都市] 包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で 持続可能な都市及び人間居住を実現する

■日本語:住み続けられるまちづくりを(◎は国連の公用語である6言語)
◎英語:Sustainable cities and communities
◎フランス語:Villes et communautés durables
◎スペイン語:Ciudades y comunidades sostenibles
◎ロシア語:Устойчивые города и населенные пункты
◎中国語:可持续城市和社区
◎アラビア語:مدن ومجتمعات محلية مستدامة
スウェーデン語:Hållbara städer och samhällen

もう3年以上東京に住んでいますが、今でもその街並みを見ながら「こんな都市に住んでいるか」と信じられない気持ちになる時があります。
人はあふれ、ビルは大きい。また、どんな脇道にも小さいお店があって驚きます。
電車に乗ったら、人込みのすごさを感じます(コロナの中でもかなり多い)。
東京は確かに世界のメガシティ(巨大都市)の1つです。

この満員電車、お店の長い行列、どこも満席という現象は東京の住民には日常的になっていますが、果たして私たちはこのような人口密度の高い都市にずっと住み続けていられるのでしょうか。

現在、世界人口の約半分、過去最高の35億人が都市に住んでいます。
この数はどんどん増え続け、2030年までには世界人口の約50億人になると予測されています。世界には約35の人口密度が高いメガシティー(東京、大阪、名古屋も含む)がありますが、これは2025年までにアジアだけで30都市にまで急増するといわれています。この急激な人口増加が満員電車やお店の行列といった問題だけを発生させるのであればさほど問題がないかもしれませんが、それ以外にも様々な問題を起こします。

都市の住人は増えていますが、必ずしも清潔で安全な生活を送れているわけではありません。2018年、都市住民の約24%が清潔な飲み水、排水設備、安定した住居といった生活に必要な基盤がない、スラムに住んでいます。また、今期都市部ではコロナウィルスが流行るという問題が発生しました。

都市の人口が増えると、犯罪、ホームレス、ジェントリフィケーション(都市の富裕化)による貧困層の移動、渋滞、公共交通手段へのアクセスがないこと等の様々な問題が発生します。もちろん、大気汚染や騒音も問題です。都市住人の10人に9人がWHOのガイドラインに達していない空気を吸っていますが、東京にも空気が悪いところがあります。このような問題で影響を受けるのはスラムに住む人だけではなくすべての住民なのです。

では、どのようにしたら誰も置き去りにせずに持続可能な街づくりが出来るのでしょう。
UN(国際連合)によると、自分でコミュニティーのガバナンスに関心を持ち、何がうまくいくのか、いかないのかを考え、必要となる都市の姿を積極的に思い描いて発信していくことが大事だそうです 。

「十分な雇用はあるか」、「身近に病院はあるか」、「最寄りの公共交通機関までの距離は?」ということを把握するだけでも大きな効果を得られます 。不平等、資源不足、汚染、不安定性等という懸念があったら進む世界の人口増加に対応できません。今は大したことないと思っていても、住み続けられる街づくりはできなくなるかもしれません。世界中の皆が各自で、できるだけの行動をとることが大切です。

参考資料

https://www.un.org/sustainabledevelopment/wp-content/uploads/2019/07/11_Why-It-Matters-2020.pdf
https://www.unic.or.jp/files/11_Rev1.pdf

(ブラッドリー)

 

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