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SDGsについて考える 「目標12 つくる責任つかう責任」

2020年10月29日

[持続可能な消費と生産] 持続可能な消費生産形態を確保する

■日本語:つくる責任つかう責任 (◎は国連の公用語である6言語)
◎英語:Responsible consumption and production
◎フランス語:Consommation et production responsables
◎スペイン語:Producción y consumo responsable
◎ロシア語:Ответственное потребление и производство
◎中国語:负责任消费和生产
◎アラビア語:الإنتاج والإستهلاك المستدام
◎スウェーデン語:Hållbar konsumtion och produktion

SDGsの目標12は、「つくる責任つかう責任」。これは、持続可能な消費生産形態を確保することを目的としています。
国連広報センターによると、「持続可能な消費生産」とは、資源効率と省エネの促進、持続可能なインフラの整備、そして、基本的サービスと、環境に優しく働きがいのある人間らしい仕事の提供、すべての人々の生活の質的改善を意味します。

具体的なターゲットは11項目あり、天然資源の持続可能な管理、食糧廃棄の削減、廃棄物の削減及び再利用、企業の持続可能な取り組みの導入や個人のライフスタイルに関する意識向上などについて定められています。

この目標12については、企業や個人が、様々な分野で取り組むことができそうです。

例えば、目標12の代表的な具体例に、「食品ロスを減らす」というものがあります。食材を購入する際に、多く買いすぎずに使い切り、残さない。
今年のノーベル平和賞は国連WFP(世界食糧計画)が受賞しましたが、ある記事によると、日本で1年間に捨てられる食品は約612万トンで、国連WFPが1年間で支援する量約420万トンの約1.5倍にもなるそうです。

食品ロスを減らせれば、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」の達成にも近づきます。
買った食材を使いきれずに消費期限が過ぎ、捨てることになってしまった経験のある人は多いと思いますが、その量を少しでも減らす努力が必要です。
(ちなみに「食品ロスの削減の推進に関する法律」では、10月は「食品ロス削減月間」とされているそうです)

また別の面白い取り組みとしては、東京オリンピック・パラリンピックにおける、メダルのプロジェクト。携帯電話やパソコンなどの小型家電を全国から回収し、そこから取れるリサイクル金属でメダルを製作するとのこと。

他にも、個人的に注目しているのは、ファッションにおける取り組み。
リサイクル素材を使ったり、無農薬・CO2削減となるオーガニックな製法を採用したり、余剰生産を無くしたり。ひとつのモノを作るにも、色々な側面に配慮するかどうかで、環境への負荷は大きく変わってきます。
そうして「つくる責任」を認識しながら作られた製品を、消費者である私たちが選んで買い、買ったものを大切に使う。

食品や洋服の買い物は、日々の生活に組み込まれているからこそ、一人一人がちょっと意識を変えて行動することが、大きな変化につながりそうです。SDGsの17つの目標には、個人の力では及ばないように感じてしまうテーマもあるけれど、目標12は、個人の意識・行動こそが目標達成のカギになるように思います。

(長富)

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