国境を超えるあなたを応援します
Linguistic assistance beyond borders

SDGsについて考える「目標4 質の高い教育をみんなに」

2020年10月6日

[教育] すべての人に包摂的かつ公正な質の高い 教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

日本語:質の高い教育をみんなに(◎は国連の公用語である6言語)

◎英語:Quality education
◎フランス語:Éducation de qualité
◎スペイン語:Educación de calidad
◎ロシア語:Качественное образование
◎中国語:优质教育
◎アラビア語:التعليم الجيد
スウェーデン語:God utbildning

日本の学生さんは学校でSDGsについて学んでいるそうです。意外と社会人の間ではまだまだ知られていない方が多いと思いますが、フランシールのブログをフォローされている方は既にご存知だと思います。

SDGsについて考える
SDGsについて考える「目標1 貧困をなくそう」
SDGsについて考える「目標2 飢餓をゼロに」
SDGsについて考える「目標3 すべての人に健康と福祉を」

SDGsとは国連で考えられた最も大事な目標であり、2030年までに地球上のあらゆる課題を改良するための17のゴールです。今回理解を深めたい目標は「教育」です。

2019年のユニセフのデータによると、64カ国で就学前の子どもの約50パーセントにあたる1億7500万人以上が就学前教育を受けていません。高所得国からは想像できにくいですね。この問題を解読するために、先ずは主な原因をみてみましょう。

・貧困
低所得国では5人に1人しか就学前教育を受けておらず、約8割は教育を受けていない状況です。小学校を卒業しても、簡単な物語すら読んだり理解したりできません。なぜなら、政府の予算が限られており、教育の質があまりよくなく、リソースも足りないわけです。

・児童労働
上記の点に繋がっていますが、世界では2億1500人、7人に1人が児童労働に従事していると言われています。子どもの心身の発達や、社会性・教育面での発達を阻害するような危険な労働を強いられた場合、それは有害な「児童労働」と定義されます。親の収入が十分でない家庭では、子どもが家庭の収入に貢献せざるを得ません。

上記の理由以外だけではありません。貧困は、紛争はもちろん、自然災害とも大きく関係があるそうです。このような現状ですと、やはり貧困から抜け出したい気持ちがあっても、残念ながらなかなかできません。

開発途上国と先進国とでは状況がかなり異なります。
日本の教育分野は世界でも高水準で、全国民への義務教育の機会の提供により、読み書きができる日本人は100%に近いです。日本が世界経済で大きな力を持つようになった理由に、義務教育制度の実施があるというのは過言ではないと思います。しかし、日本でも貧困層は増えていて、他の国でも社会格差があることは現実です。

私は大学生のとき、たまにボランティアをしていました。一度だけ、子どもの日にマドリード市にあるルーマニア出身のジプシーコミュニティーでグループ活動をしに行きました。子どもとサッカーしたり、鬼ごっこをしたり、皆で楽しめましたが、私の子ども時代と比べると明らかに違い過ぎて、この環境だったら私はどんな大人になっていたか、と考えさせられました。色んな方と話をしました。殆どの母親たちは自分の子どもが普通の学校に通い、大人になったら良い生活を送ってほしいと言っていましたが、実際にそれが可能だと思っていた人は少なかったかもしれません。様々なNPOがスラム街に住んでいた子どもをサポートていますし、家族の協力で学校に通っていた子どももいましたが、親に反対されて学校に通えない子どももいたようです。

結論として、貧しい環境にいる人は貧困から抜け出すことが非常に難しく、政府や国際機関などの協力が必要となります。教育を受けないと、貧困の連鎖に陥ります。私たち自身で、何ができるかを検討して行動することで、一歩一歩確実に理想の世界へ近付いていくでしょう。(ホルヘ@スペイン)

<<
>>

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

お気軽にご相談ください。
翻訳者・通訳者を募集しています。

アクセス


株式会社フランシール
〒171-0031
東京都豊島区目白4-19-27
TEL:03-6908-3671
FAX:03-6908-3672
株式会社フランシールは、プライバシーマークを取得し個人情報保護に努めております。

最近のコメント