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SDGsについて考える「目標2 飢餓をゼロに」

2020年10月1日

目標2 飢餓をゼロに

[飢餓] 飢餓を終わらせ、食料安全保障 及び栄養の改善を実現し、 持続可能な農業を促進する
◎英語:Zero Hunger
◎フランス語:Faim « zéro »
◎スペイン語:Hambre cero
◎ロシア語:Ликвидация голода
◎中国語:零饥饿
◎アラビア語:الصحة الجيدة والرفاه
スウェーデン語:Ingen hunger

私がよく行くイオンのフードコートは、座席の数に比べて客の数が多く、ランチの座席を確保するのが大変です。少し早目に行ってテーブルを確保するか、食事が終わりそうなご家族のそばで遠くを見るふりをしながらテーブルが空くのを待つか。自分たちの食事が終わりそうになるとどこかのお母さんやお父さんがいつの間にか現れ、「ここ、空きますか?」と聞かれるなど、ランチタイムは少しドキドキです。

20年くらい前でしょうか。レストランで座席が空くのを待たれた経験はアフリカ、ジブチのカフェでもありました。テラス席もある洋食屋で夕食を終えた時のこと。日本人3人くらいで食事をし、想像より量が多かったパスタなどを残してしまった夜でした。お腹一杯、と席を立ったら周囲の暗闇がさっと動きました。少し離れて振り返ると、私たちの座席に残った食事を狙っていた子供たちが一生けん命私たちの残りを食べているではありませんか。私たちがいつ食事を終えるのか見張っていたのでしょうか。

UNDPのページによれば2014年の時点で、7億9500万人が慢性的な栄養不良に陥っていると見られています。また、9000万人を超える5歳未満児が低体重です。アフリカでは今でも4人に1人が空腹のままだそうです。

今年、世界中でコロナ感染が広がり、各国は苦境にたたされました。また同時に、アフリカやインドなどでは「サバクトビバッタ」というバッタの大群が発生し、1日に3万5000人分の食料を食べてしまうという被害が広がっているそうです。国連食糧農業機関(FAO)は西アフリカのモーリタニアからインドの約30カ国で被害が生まれ、2020年に東アフリカで2500万人が、イエメンでは1700万人が飢餓に陥ると警告しています。

SDGsは2030年までに飢餓と栄養不良をなくすことを目標にしています。2030年までにあと10年以上あります。今の子供たちは生き残れるのでしょうか。

一方で、日本では食品ロスが問題だそうです。昨年の政府広報オンラインのページによると、日本の食品ロス量は、年間600万トンを超え、毎日、大型トラック(10トン車)トラック約1,700台分の食品が廃棄されているそうです。

もし自分の子供が泣きながらお腹がすいたと言ってきて、その時自分には食料品を入手するすべがなかったら?また、どこかでは廃棄される食品が山ほどあることを知ったら?それでも世の中は平等だと思えるでしょうか。近くのレストランの残りで生きていけるなら子供の背中を押すことに戸惑いも感じなくなるのは時間の問題かもしれません。(鍋)

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