国境を超えるあなたを応援します
Linguistic assistance beyond borders

非常事態宣言と緊急事態宣言

2020年4月30日

先日、私が通訳にアンケートを送ろうとしたらロシア人スタッフに「非常事態宣言ではなく今出ているのは緊急事態宣言ですよ。」と注意されました。ずっと私は非常事態宣言だと思い込んでいたので驚きました。
しかしニュースを見ていると海外の「非常事態宣言」を伝えているニュースもあり、混乱します。何が違うんでしょうか。

日本の官庁系ホームページや法務省の日本法令外国語訳データベースによると、緊急事態宣言は「the declaration of a state of emergency」です。日本語では非常事態宣言ではなく緊急事態宣言が正しい用語のようです。他の国の用語も見てみました。

●フランスではEtat d’urgence sanitaire (公衆衛生上の非常事態)
●アメリカではNational Emergency(国家非常事態)
●イギリスではState of emergency(緊急事態宣言)

Emergency をマスコミによっては非常事態や緊急事態と訳しているようです。日本の宣言についてはどのニュースも緊急事態宣言と共通していますが、海外のニュースを訳すときには非常事態と緊急事態が混在しているのかなと思いました。
いずれにせよ、私の使い方が間違っておりました。外国人スタッフ、頼りになります。

株式会社フランシール 代表取締役 鍋田尚江

フランシール・フィロソフィー

2020年4月16日

4月7日緊急事態宣言がだされて約10日がたちました。
フランシールでは半分以上のスタッフがテレワーク中です。
目白のオフィスはとても静かで、外の鳥の声がよく聞こえます。桜は散り、新緑の季節がやってきて、景色は新しい季節がきたことを私たちに伝え、一瞬のどかな気持ちになりますが、新型コロナの影響はまだまだ続いています。

先日、会社にはOUR PHILOSOPHY として5つの方針が各部屋に掲げられました。
 職人としてのプライド (Professionalism)
 チャレンジする会社 (Keep challenging ourselves)
 顧客視点のサービス提供 (Customer-based services)
 共感力と思いやり (Consideration of others)
 社会への利益還元 (Contribution to society)

この経営方針が新型コロナに負けないよう、テレワーク中のスタッフも含め、私たちも諦めずに今何が自分たちでできるのかを模索中です。

世界中で困っている感染者の皆様、彼らを助けようとして頑張っている医療従事者の皆様、休業や業務中止でお困りの皆様に希望をお届けできるような展開を目指したいと思います。

フランシール代表 鍋田

新型コロナウィルス禍について

2020年3月31日

代表の鍋田です。
新型コロナウイルス騒ぎの中、フランシールでもテレワークが始まりました。
毎年年度末はバタバタするのですが今年は妙な静けさに包まれています。

静かなオフィスにいると9年前の震災後の時期を思い出します。
1月に会社を立ち上げ、でその2か月後に大震災が来ました。
当時私たちが借りていたサンシャインのレンタルオフィスは震災の翌日から多くの企業が関西に移転したり、日本を去ったりなどして、フロア全体が暗くなりました。
大きなテレビには福島の状況が刻々と伝えられ、今後どうなるかと不安になりました。

こんな中で仕事する意味は?

今何をすべきか?

まずは淡々とホームページを自分たちで作ったり、用語集を整備したりしました。整備した用語集やお役立ち情報をホームページに載せることをしたのもこの時期です。

しかしながら内にこもるばかりでは仕方ありません。日本中が大変な中、私たちが仕事をすることでもっと大変な人を助けるすべはないか?今だからできることがあるのではないか?と考え、売上げの1部は寄付することと決めました。
そう決めた後のほうが働きやすくなりました。

今のコロナウイルスによる状況も中小企業にとってはとてもつらい時期です。
でも、この時期だからこそ私たちにできること、世界中の人に役に立てる方法がないかどうかを考えることができると思います。

社長のブログ④~「トーゴに行く前に」

2015年6月8日

①「アイドル通訳について」

②「実力2割、サービス8割」

③「ドワゼ!」

アルジェリア人に慣れた私ですが、秘書としての派遣が終わり、本社に戻ると、アルジェリア人のバルブの検査時の通訳依頼がきました。秘書のときは簡単な技術用語が混じるレターや文書をタイプしたり、ファイルしたりする程度でしたが、今度は自分自身が通訳をしなくてはなりません。
バルブの専門書を一生けん命に写し、各パーツの勉強をして当日にのぞみました。
ホテルに迎えに行き、電車にのってバルブのメーカーへ。
電車の中の会話はとても柔らかいものだったはずですが、これから使うだろう技術用語のことで頭がいっぱいな私は一般の会話をする気持ちになりませんでした。
そして検査。
対象となるバルブをコンプレッサーに載せて漏れがないかどうかを検査します。いざ出番だと思って検査に寄ろうとすると「何人もいて目玉もたくさんあるから、私はいい。」とアルジェリア人検査官。しかしイスに座って話すのは、男女の話ばかり。また「私のホテルにベッドが一つ空いている」という話も・・。
結局私が使った言葉は「Pas de fuite (漏れなし)。」ぐらい。勉強したことを少しでも生かしたいと、現場のエンジニアの方に「これは何というバルブですか?」と日本語で聞いて自分の個人的な興味を満たしただけとなりました。

国境を超えるあなたを応援します。 株式会社フランシール

社長のブログ③~「ドワゼ!」

2015年5月28日

過去の記事

社長のブログ①~「アイドル通訳について」

社長のブログ②~「実力2割、サービス8割」

そんなアイドル通訳としてアフリカに行く前に初めてフランス語を使ってきちんと仕事をしたのがプラントメーカーさんのところに設計図面の承認に来ていたアルジェリア人の秘書でした。本当は他にきちんとした秘書がいたのですが、急きょ退職することになり、派遣元だった会社に就職する予定だった私に白羽の矢がたちました。

技術用語はまったくわからず、面接で渡されたレターでも「(何か・・)を、いつまでに配達してください。」としどろもどろ。後から思うとそれがスペアパーツだったり、ボイラーだったりしたのですが、その時は全くわかりませんでした。

幸い他に要員が見つからず、秘書になることが決定。

秘書といえば聞こえは良いのですが、毎日アルジェリア人のプロマネから「ドワゼ!(マドモワゼルと言っているはずが、いつも慌てているせいか、縮まってこう聞こえる)」と呼び出され、机をたたきながらファイルの仕方が悪いとかタイプミスがあるとか怒られることになりました。

最初こそフランス語で怒られると頭もショートしてその後しばらく何を自分でもしているかわからないこともありましたが、次第に慣れてきて、怒られている間はフランス語を音楽のように聞いてすごすようになりました。人間なにごとにも慣れるようです。

(続く)

株式会社フランシール:http://www.franchir-japan.co.jp/

1 / 2

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

お気軽にご相談ください。
翻訳者・通訳者を募集しています。

アクセス


株式会社フランシール
〒171-0031
東京都豊島区目白4-19-27
TEL:03-6908-3671
FAX:03-6908-3672
株式会社フランシールは、プライバシーマークを取得し個人情報保護に努めております。

最近のコメント